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2022年2月7日(月)

国安法で活動家逮捕

香港 北京五輪抗議を計画

 【北京=小林拓也】香港警察は4日、北京冬季五輪への抗議行動を計画していた社会活動家の古思堯(こ・しぎょう)氏を国家安全維持法(国安法)が規定する「国家政権転覆扇動罪」容疑で逮捕しました。

 香港メディアによると、古氏は五輪開幕の4日午前に、中国政府の出先機関「中央駐香港連絡弁公室(中連弁)」前で、棺おけを掲げ、「中央政府は平和を装って五輪を開催し、国安法で逮捕された市民を無視している」と抗議しようとしていましたが、同日早朝に逮捕されました。

 民主派団体「社会民主連線」の陳宝瑩(ちん・ほうえい)主席は5日付の香港紙・明報で、「中連弁への意見提出は、香港基本法が保障した権利だ。当局による逮捕は白色テロだ」と批判しました。


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