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2022年2月7日(月)

ウクライナ情勢 緊張高めるな

全米 市民いっせい行動

「戦争より住居・医療にお金を」

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(写真)ウクライナ情勢をめぐり緊張を激化させないよう求めてホワイトハウス前で集会を開く人たち=5日、米ワシントン(島田峰隆撮影)

 【ワシントン=島田峰隆】ロシアによる国境付近での軍部隊増強でウクライナ情勢が緊迫するなか、米首都ワシントンで5日、バイデン米政権に対し緊張を激化させる行動を控えるよう求めて市民らが集会を開きました。女性反戦組織コードピンクなどが呼び掛けた全米いっせい行動の一環です。

 ホワイトハウス前に集まった市民らは「ロシアとの戦争にノー」「戦争ではなく住居や医療にお金を使って」などと声を上げました。

 ワシントン市内の大学で学ぶジャック・ワグナーさん(19)は「米国とロシアという二つの大きな核保有国が緊張を高めていることが心配です。ロシア側にも問題はありますが、米国民としてまずホワイトハウスに緊張を高めないでという声を届けたい」と強調。「ロシア対北大西洋条約機構(NATO)という対立の世界ではなくて、ロシアを含めた欧州全体の安全保障の機構をつくる方向が必要だと思います」と話していました。


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