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日本共産党

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2022年1月1日(土)

きょうの潮流

 この党が歩んできた道のりと、わが人生は重なります。今年100歳の上寿を迎える日本共産党、99歳の白寿となる私―▼20歳で学徒出陣し、戦後は平和と革新のために力を尽くしてきた畑田重夫さんです。国際政治学者として、ぶれずに、ひとすじに。生きるよりどころとしてきたのは憲法と共産党の先駆者たちでした。どんな弾圧にも屈せず、命がけで戦争反対を貫いた▼いまは1日でも1時間でも1分でも長生きして平和と民主主義、社会進歩に貢献したいという畑田さん。財産になってきたのは「ひと」を残すことでした。みずからの研究とともに、若者や労働者に学ぶ場と知る喜びをもたらしつづけました▼全国にひろがる草の根の教え子たちは、それぞれの持ち場でよりよい社会をめざして。そのための綱領をもち先頭にたつ政党がこの先も発展していくには、たゆまぬ世代的継承が欠かせないといいます▼1世紀のバトンを引き継ぐ決意の若い世代も。共産党の専従として歩みはじめた25歳の大内瑞月(みづき)さん。大学生の頃に政治に関心をもちはじめ、漠然としながらも、このままでいいはずがないと感じていました。そして党と出合い、新たな世界にふみだしています▼世の中の仕組みを知るため、たくさん学んで成長したいと話す大内さん。それが政治を変えることにつながればうれしいと。たたかうランナーたちの思いは「ひと」を増やすこと。節目の幕開けに“畑田語録”を一つ。「自然の春は太陽が呼び、社会の春は人間が創る」


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