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2021年12月19日(日)

辺野古リポート

「岸本さんがんばって」

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(写真)「新基地ストップを!」とスタンディングする岸本市長予定候補(右端)=16日、沖縄県名護市豊原区

●12月15日 基地撤去して

 新基地建設に反対するヘリ基地反対協議会は沖縄国際大学の前泊博盛教授の講演会を沖縄県名護市内で開催し、90人余の市民が参加しました。

 前泊氏は、沖縄の低所得、低賃金、低貯蓄、低進学率、高い離婚率、コロナ感染拡大は基地あるがゆえだと述べ、基地を撤去して自立、経済の地力をつけることを強調。「沖縄振興策の多くが本土企業にお金が還流する仕組みになっているザル経済だ。基地を返還させて、子や孫たちのためにも沖縄の未来を守ろう。新基地に反対するとともにキャンプ・シュワブを返せと主張し、基地の跡地利用を考えよう」と訴えました。

●16日 基地造られる地元集落でアピール

 辺野古崎から東約3キロメートルにある久辺郵便局前(名護市豊原区)で、岸本ようへい市長予定候補が、地元住民やゲート前で座り込む人など10人とともに、新基地建設を事実上推進する渡具知現市政転換を求めてスタンディング行動に取り組みました。

 参加者は「新基地建設ストップを!」などの要求パネルを掲げて通行人やドライバーにアピール。近所に住む男性が家から出て来て「新基地建設を止めたい。岸本さんにがんばってほしい」と岸本氏とグータッチを交わしました。


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