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2021年12月5日(日)

新人王を表彰

囲碁 外柳三段 将棋 伊藤四段

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(写真)優勝杯を手にする囲碁新人王の外柳是聞三段(右)と将棋新人王の伊藤匠四段=4日、東京都港区

 囲碁第46期新人王戦(しんぶん赤旗主催)で初優勝した外柳是聞(そとやなぎ・せぶん)三段(26)と将棋第52期新人王戦(同)で初優勝した伊藤匠(いとう・たくみ)四段(19)の合同表彰式が4日、東京都港区の明治記念館でおこなわれました。

 主催者を代表して小木曽陽司赤旗編集局長は、両新人王にお祝いの言葉をのべ、「新人王戦がトップ棋士への登竜門として、新しい力を輩出する役割を担っていけるよう、今後とも力を尽くしたい」とあいさつ。優勝カップ、賞金目録を贈呈しました。

 日本棋院の小林覚理事長、関西棋院の正岡徹理事長、日本将棋連盟の佐藤康光会長がそれぞれあいさつし、賞状を贈りました。

 外柳新人王の兄弟子、富士田明彦七段は「決勝で力が強い上野愛咲美女流棋聖を相手に堂々とたたかい、勝ち切ったことは、今後の自信にもつながるのではないか」と激励。外柳新人王は「新人王戦は目標とする棋戦でした。今後は少しずつ成長できれば…」と決意を語りました。

 伊藤新人王の師匠、宮田利男八段は「プロ入り1年で結果を出すとは思わなかった」とのべ、同い年の藤井聡太四冠とタイトルを争う時が必ずくると期待を表明。伊藤新人王は「若手棋士の登竜門といわれる新人王戦で優勝できたことで自信がつき、今後につなげていきたい」とのべました。


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