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2021年11月28日(日)

辺野古不承認を支持

国会前 工事中止求め連帯集会

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(写真)不承認を支持する横断幕やプラカードを掲げ沖縄への連帯を示す集会参加者ら=26日、衆院議員会館前

 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設をめぐり、玉城デニー知事が軟弱地盤の改良工事に伴う政府の設計変更申請を不承認としたことを支持する集会が26日夜、衆院議員会館前で開かれました。約200人が参加し、「不承認を支持するぞ」「新基地建設はただちに中止を」と声を上げました。主催は辺野古への基地建設を許さない実行委員会です。

 集会では、参院会派「沖縄の風」の伊波洋一議員と「オール沖縄会議」の福元勇司事務局長が沖縄から電話でスピーチ。伊波氏は、待ちに待った不承認の決断を受け団結を示す集会を沖縄で行ったことを報告し、「この問題は沖縄だけでなく日本全体の問題。全国も沖縄も一緒になって反対していこう」と訴えました。福元氏は「知事の決断は平和と命と人権を基本理念とする憲法に沿うもの。全国から支援の声を上げ、政府の野望である新基地建設を断念させよう」と呼びかけました。

 札幌や福岡など各地で運動する市民らもスピーチ。玉城知事の不承認の決断を支え、新基地建設中止へ沖縄に連帯して行動していく意思を示しました。

 日本共産党の井上哲士参院議員も駆けつけ、「知事の不承認の決断を断固支持します」と表明。辺野古の新基地建設計画は破綻していると語り、「みなさんと力を合わせて辺野古の工事は中止、普天間基地の即時返還に全力をあげる」と訴えました。


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