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2021年11月12日(金)

COP26inグラスゴー

温暖化対策 米中協力

メタン削減など 共同宣言発表

 【グラスゴー=桑野白馬】英北部グラスゴーで開かれている国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)で10日、米国と中国が今後10年間で協力して気候変動対策を強化していくとする共同宣言を発表しました。

 世界最大の温室効果ガス排出国の中国と、2位の米国は、二酸化炭素(CO2)の約20倍の温室効果があるメタン排出削減の取り組みで協力を表明。来年前半に開く会合で具体策を協議するとしました。

 両国は気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」に基づき、世界の気温上昇を産業革命前と比べ2度未満とし、1・5度に抑える努力をすることで一致しました。石炭火力発電の段階的削減、森林保護に関する協力強化を盛り込みました。

 中国の気候変動特使、解振華氏は、「双方とも現在の取り組みとパリ協定の間にギャップ(差)があると認識している」と表明。「この共同宣言がCOP26の成功の一助となることを願っている」と述べました。

 米国で気候変動問題を担当するケリー特使は、中国と米国には多くの相違点があるとした上で「気候変動問題での協力はこの仕事を成し遂げるための唯一の方法だ」と説明。「進むべき道を見つけるためには、時には違いを超えなければならない」と語りました。

 国連のグテレス事務総長は「正しい方向への重要な一歩だ」と歓迎。宣言は急きょ発表されたため、地元紙はいっせいに「驚き」と報じました。


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