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2021年11月5日(金)

COP26inグラスゴー

気候変動対応計画の3分の2

子どもに配慮なし

ユニセフが分析

 国連児童基金(ユニセフ)は2日、国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)に向けた「国が決定する貢献(NDCs)」の分析結果を公表しました。それによると、各国が定めた気候変動対応計画の3分の2が子どものニーズや優先事項に応えていません。

 NDCsは「パリ協定」署名国が、それぞれ目標達成のためにとるべき行動をまとめたもの。103カ国の計画のうち、ユニセフが子どもに配慮しているとみなしたのは35カ国、全体の約3分の1にとどまりました。

 子どもの権利や世代間の正義、公平性に意味のある形で言及している国は20%。計画の策定に子どもが参加した国は12%でした。

 ユニセフが8月に公表した報告書「気候危機は子どもの権利の危機」によると、全世界の子ども22億人のほぼすべてが、熱波や暴風雨、洪水、干ばつ、生物媒介の疾病、大気汚染、鉛中毒など環境にかかわる被害を少なくとも一つは受けています。さらに、約10億人の子どもが気候変動の脅威に対して「極めてリスクが高い」と分類された国々に暮らしています。

 ユニセフは各国政府に対し、(1)気候変動に対する適応力と回復力への投資を増やす(2)温室効果ガスの排出を削減する(3)すべての気候変動に関する交渉と意思決定に若者を参加させる―ことを求めています。


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