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2021年10月19日(火)

きょうの潮流

 若い世代の投票率の低さが目立つようになってから久しい。半世紀前の衆院選では20代の投票率が7割近い時もあったのに、最近は3割台で低迷しています▼「ぼくは無関心でいたくない。だから投票します」(小栗旬)。いま若手芸能人らが一斉に投票を呼びかける動画が反響を呼んでいます。「投票はあなたの声」と題し、広告や政府の宣伝ではなく、自分たちの意思でつくった映像だと▼「まず意思を示さないと」(橋本環奈)「足をふみだすことが大切なのではないのかな」(ローラ)「自分の未来のことにもかかわってくるから」(菅田将暉)「社会の中で、自分がいるっていうことを確認できる」(石橋静河)▼未来に希望をもちたい、楽しく子育てしたい、すべての命を大切にしたい。これまで政治から距離を置いてきた芸能人が、いまを生きるぼくやわたしとなって語る思い。SNS上で拡散され、政治を考える機会にもなっています▼どうか、自分たちの願いを1票に託してください。その声に共産党はまっすぐにこたえます―。若者・サポーターとの街頭宣伝で吉良よし子参院議員が訴えていました。選挙は自分の声を政治に届ける民主主義の土台だと▼いよいよ政権交代がかかる衆院選がきょう公示されます。若者や女性をはじめ、自公政権下で置き去りにされてきた願い。それをとり戻し、政治に生かすための選挙です。先の動画にもあるようにいまは一人ひとりが主張できる時代。「わたしも投票します」の大波を起こして。


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