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2021年10月9日(土)

「総選挙を2回たたかう」構えの活動をただちに

 10月6日の「総選挙勝利オンライン全国総決起集会」では、「総選挙を2回たたかう」構えをただちに確立し、活動のテンポと規模を10倍に一気に引き上げることが提起されました。

 これは、公示日(19日)までの12日間を総選挙の「選挙期間」と見立て、公示後の12日間とあわせ、「2回たたかう」構えでとりくむということです。とくに、公示日以降は活動に制約があり、20日から期日前投票も始まるだけに、現瞬間の活動――19日までのとりくみが決定的です。

「選挙期間」のような活動になっているか

 「全国総決起集会」は、視聴した支部や党員に“よし、やるぞ”という気概をみなぎらせています。同時に、実際にすべての党組織が文字通り「選挙期間」のような活動に入っていくかどうかが重要です。

 公示日と見立てた7日の活動においても、「声の宣伝」やポスター張り出しがゼロの県・地区や、対話・支持拡大が2割、3割の支部のとりくみになっている地区、連日の意思統一や支部決起の手だてがあいまいな党組織もあるなど、とても公示後の活動とは言えない状況が続いている党組織も少なくありません。

 全党のみなさんが体験しているように、公示後になれば、出せる宣伝カーはすべて運行し、宣伝隊の組織が日々が行われ、一日たりとも党の元気な姿が有権者に示されない日はつくらないはずです。朝、昼間の「声の宣伝」とともに、分野別後援会と協力した夕方からの「お帰りなさい宣伝」にも毎日とりくむのが「選挙期間」です。公示になれば本番用ポスターを一気に張り出し、12日間のうちの早い段階ですべてのビラの配布を完了させようと奮闘します。

 対話・支持拡大で言えば、電話センターが空いているような状況はありません。日々台帳での支持拡大をすすめるとともに、「全国は一つ」で結びつき・マイ名簿を生かした対話が行われ、毎日その奮闘記が報告される――そうしたとりくみになってこそ、前回総選挙の実績である12日間で全国570万の支持拡大、公示日までに850万の得票目標を超える支持拡大をやりきる規模とテンポとなります。

全党の底力を信頼して躊躇なく提起を

 党員なら誰もが“選挙に勝ちたい”という思いをもっています。「『自分が候補者になったつもりで頑張る』と決意し、100人の支持拡大を目標に、150人のマイ名簿に毎日電話」(三重・栗の木支部)などの奮闘も始まっています。第3回中央委員会総会決定と「総決起集会」の報告を読んでもらい、心を込めて訴えれば、「選挙期間」のような底力を発揮することは可能です。

 いま大事なことは、党機関、地方議員、支部指導部が、ブランケット判、DVDなどを活用して一気に3中総・「総決起集会」の視聴・読了をすすめるとともに、党員を信頼して躊躇(ちゅうちょ)なく「選挙期間」のような行動を提起することです。

 北海道・苫小牧地区の経験に学び、党機関は役員や非常勤の同志も結集し、毎日支部に声をかけ励まし、推進ニュースも発行して促進をはかりましょう。党のあらゆる力を総結集し、党機関から自治体・行政区、支部にいたるまで「選挙本番の臨戦態勢」を確立しましょう。

 政権交代をめざす歴史的総選挙、一日一日、一刻一刻を悔いなくたたかいぬきましょう。

 (総選挙闘争本部)


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