2021年9月12日(日)
2021総選挙
町民の反応“激変”
北海道当別 党宣伝に反響
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「長く議員を務めましたが、町がこんなに“変化”しているとは、思ってもみませんでした」。こう話すのは北海道当別町の柏樹正さん(74)です。2015年まで10期、日本共産党町議をしていました。
同町は8月、コロナ感染が拡大しました。「自宅療養」の名で患者を見捨てる冷酷無比な菅自公政権に怒りが一気に広がりました。
8月上旬の夕方、町内のある団地に宣伝カーを走らせ、菅自公政権のコロナ対策を告発する街頭演説を始めたところ、各棟のあちこちで次々に窓が開きました。手を振って声援を送る人もいっぱい。
「ほとんどのお宅で網戸を開けて聞いていました。こんな反応は初めて。とんでもないことが起きている」と柏樹さん。ある高齢者は「国保税を支払い、安心して医療にかかれると思っていたのに、コロナにかかっても入院できないのはおかしい」と憤りました。
ある党員が「使ってくれ」と自家用車を提供しました。翌週からスピーカーを載せ、2台の党宣伝カーで町内を宣伝しています。
10日夕、「なにより、いのち。ぶれずにつらぬく 日本共産党」のプラスターを掲げ、駅頭で宣伝しました。退勤者らがプラスターを見つめていきます。店から出て演説を聞く店主、路地から顔をのぞかせ、最後まで耳を傾ける人がいました。
鈴木岩夫町議はいいます。「政権投げ出しの菅首相と自民党総裁選に町民はうんざりしています。命を守る日本共産党の値打ちをしっかり訴えていきます」