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2021年8月5日(木)

2021国民平和大行進

核兵器のない世界へ

広島 原爆ドーム前集結集会

写真

(写真)「日本政府は核兵器禁止条約に参加を」「核兵器廃絶」の思いが込められたペナントを掲げる参加者=4日、広島市

 2021年原水爆禁止国民平和大行進が4日、広島市の原爆ドーム前に到着しました。広島のうたごえ協議会によるアコーディオン伴奏にのせた歌と拍手で迎えられ、集結集会には200人が参加。「核兵器のない平和で公正な世界のためにさらに大きな連帯と共同を進めていこう」とアピールしました。

 冒頭、犠牲者に黙とう。

 あいさつした現地実行委員長の神部泰県労連議長は、核兵器禁止条約に背を向け、東京では医療崩壊に直面しているのに五輪中止を決断しない政府を批判。「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を強く求めよう」と述べました。

 広島県内を通し行進した村上厚子さん(65)は、禁止条約が1月に発効し、「黒い雨」訴訟で原告が全面勝訴した中での行進を喜び、「元気に歩くことができました。一歩一歩の歩みと毎年の運動が、確実に核のない世界の実現に向かっています」とのべました。

 全国の首長や団体から寄せられた「日本政府は核兵器禁止条約に参加を」「核兵器廃絶」の思いが込められたペナント1万1千枚を掲げ「世界中から、核兵器をなくそう」とペナントを振りました。

 松井一実市長、山田春男市議会議長がメッセージを寄せました。日本共産党の大平よしのぶ前衆院議員・衆院中国ブロック比例予定候補、大西オサム衆院広島1区予定候補が参加しました。


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