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2021年5月15日(土)

共産党プロジェクト、全教と懇談

校則みんなで考えたい

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(写真)懇談する日本共産党校則問題プロジェクトの梅村さえこ責任者(左端)と全教の宮下直樹委員長(右端)ら=13日、東京都内

 日本共産党校則問題プロジェクトの梅村さえこ責任者は13日、全日本教職員組合の宮下直樹委員長、檀原毅也書記長、波岡知朗教文局長と懇談しました。藤森毅同プロジェクト事務局長も同席しました。

 梅村責任者は、「子どもの権利を大切にする方向で校則の見直しをすすめるため、先生方のお力添えをぜひお願いします」と協力を申し入れました。

 宮下委員長は、校則に関する特集をおこなった全教の月刊誌『クレスコ』5月号を手渡しながら、この問題についてみんなで考えたいと述べました。

 懇談では、子どもが納得しない校則を無理強いすることが子どもの安心感を奪い、子どもと教員との信頼関係も悪化させていることが話題となり、「困難な中でも柔軟に子どもを受けとめている高校がある」「管理型ではない学校づくりを進めたい」などの意見が出されました。宮下委員長は「やはり憲法と子どもの権利条約が大切な観点と思う」と述べました。

 さらに「校則がどんどん細かく厳しくなることのおかしさを立ち止まって話し合う余裕がない」「保護者や住民から『もっと厳しく指導してほしい』と声が出される場合もある」などの教職員の悩みもだされました。梅村責任者は、「先生方が悩みながら校則とかかわっている実態をふまえながら、みなさんと解決方向を考えていきたい」と応じました。


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