しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2021年3月31日(水)

与党 デジタル法案採決提案

塩川氏、徹底審議求める

 データの利活用を目的として個人情報の保護をないがしろにするデジタル関連法案を審議している衆院内閣委員会の理事懇談会が30日開かれ、与党が31日の委員会採決を提案しました。日本共産党、立憲民主党などの野党は質疑終局・採決に反対。理事懇では31日に首相出席の質疑1時間を含む計5時間の質疑を行う日程だけが決まりました。

 理事懇では、デジタル関連5法案の関係資料45カ所の誤りや、既に成立した改定感染症法の修正前の条文の間違いについて、政府からの経過説明が行われました。

 日本共産党の塩川鉄也議員は、デジタル法案の関係資料の誤りについては平井卓也デジタル改革担当相が全容把握を指示したとしているが、国会への報告については指示していないことや、感染症法改定案の条文の誤りは罰則にかかわる部分であることを指摘。法案の間違いについての質疑を行うべきだと主張しました。

 塩川氏は、デジタル関連法案についても論点は多岐にわたり審議はまったく尽くされてないと指摘。採決に反対するとともに、徹底審議を求めました。


pageup