2021年3月29日(月)
野党統一候補へ政策協定
松木氏 コロナ緊急対策を
衆院北海道2区
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吉川貴盛元農水相=収賄罪で在宅起訴=の衆院議員辞職に伴う衆院北海道2区補選(4月13日告示、25日投票)を市民と野党の共闘で必ず勝利しよう―。「戦争させない市民の風・北海道」と日本共産党道委員会、立憲民主党道連、社民党道連は28日、野党統一候補に松木けんこう前衆院議員=立民=を擁立する政策調印式を札幌市で開きました。
松木氏と「市民の風」、野党の代表が協定書に調印し、拍手に包まれました。
協定書は、(1)政治とカネの問題を徹底究明する(2)コロナへの緊急対策を実施し、競争と効率・自己責任を強調する政治からの転換、格差是正と生活支援を進める(3)憲法を守り、立憲主義・民主主義を回復し、ジェンダー平等、誰もが尊重される社会を築く―ことを盛り込んでいます。
松木氏は「大役を担わせていただいた。絶対に勝つ」と表明。立候補を取り下げる日本共産党の平岡大介氏に、厳冬期も街頭で訴え続けてきたのは2人だけだったと述べ「あなたの分まで頑張る」とグータッチでエールを交換しました。
「市民の風」の上田文雄共同代表は、市民と野党が「困難を乗り越え、信頼を広めるたたかいをしてきた」と振り返り、政権交代の実現を呼びかけました。
立民道連の逢坂誠二代表は「菅政権にピリオドを打つ」と強調。共産党道委の青山慶二委員長は「党の総力を挙げ、市民と野党の共闘で新しい政権をつくる」と訴えました。社民道連の熊谷吉正代表は「政権交代を目指すたたかいのスタートだ」と強調しました。
日本共産党の、はたやま和也前衆院議員が参加しました。