しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2021年3月22日(月)

飲食店換気策を提案

宮本氏「CO2モニターで」

写真

(写真)宮本徹議員

 日本共産党の宮本徹議員は12日の衆院厚生労働委員会で、新型コロナウイルスの感染リスクを下げるために、飲食店等での二酸化炭素(CO2)モニターを使っての換気対策への支援を求めました。

 宮本氏は、クラスターにつながる感染経路と対策について、国民、社会の共通認識にすることが大事だと指摘。尾身茂・政府コロナ対策分科会会長は「マイクロ飛沫(ひまつ)感染が世界的にも重視されてきている。食事の場でも換気が今まで以上に重要になっている」と述べました。

 宮本氏は、愛知県の豊橋保健所が、衛生監視員がCO2モニターをもって飲食店の換気対策を支援している例を紹介し、CO2モニター活用を援助するよう提案。また、厚労省ホームページに「主に飛沫感染や接触感染によって感染する」としていることについて、マイクロ飛沫感染が重要だと是正するよう求めました。

 宮本氏は、陽性者が確認された場合、同じ空間にいた人をもう少し広く検査することを主張。尾身氏は「検査前確率が高いところは、濃厚接触だけでなく幅広にやるのが特に重要」と述べました。


pageup