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2021年3月5日(金)

ミャンマー国軍による弾圧抗議

拘束者の全員解放を 小池書記局長 学生らに表明

超党派議連集会

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(写真)学生から署名を受け取る超党派の議員。正面左から5人目は小池晃書記局長=4日、参院議員会館

 日本共産党の小池晃書記局長は4日、国会内での超党派「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟」の緊急集会で、東京外国語大学でビルマ語を学ぶ学生有志がオンラインで集めた「ミャンマーの人々を軍事クーデターから守ってください!」の日本政府あての署名3万9000人分を、与野党議員とともに受け取りました。学生らは「署名は日本の市民からの意志の表れだ。国会議員にも動いてほしい」「弾圧を知らない人も多い中で、関心を広げたい」などと切実に訴えました。

 小池氏は「現在の残虐な弾圧は断じて許されない」と厳しく批判。「ミャンマー国軍の軍事クーデターに対する全国規模での抗議の広がりは、圧倒的な市民が軍政を許さないとの意志を持っている表れだ」と述べ、「国際社会は力を合わせて、軍政の正統性を認めないという明確な姿勢をミャンマーの国軍と国民に示さなければならない」と強調しました。

 小池氏は、日本政府にはミャンマー国軍と歴史的な関係を持ってきた重大な責任があると指摘し、「ミャンマー国軍が拘束した全ての人々を直ちに釈放し、弾圧を直ちに中止して、総選挙をへて民主的に成立したNLD(国民民主連盟)政権への原状復帰をさせるよう、日本政府に強力に求めていく」と表明しました。


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