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2021年3月3日(水)

避難所運営で要望次々

足利山火事 共産党が聞き取り調査

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(写真)住民から聞き取りをする、おぜき(中央)、鳥井(右)両市議=2月28日、栃木県足利市

 大規模な山火事となった栃木県足利市で、日本共産党の、おぜき栄子、鳥井やすこ両市議は2月28日、避難勧告の出された西宮町と本城地区の住民から話を聞きました。

 「深夜3時に裏山まで火が迫り、生きた心地がしなかった」「避難所にはテレビもなく、家がどうなったか不安だった。食品が積まれていたが、もらっていいのかわからなかった」「山全体が火の海のように見え、映画の場面どころではなかった。精神的な圧迫は大きかった」などの声がありました。

 おぜき氏は「住民に被害が出なかったのは何より。避難所では情報がわからないという声が大きい。テレビやラジオの情報提供、食料品の分配など、運営に改善点がある」、鳥井氏は「避難所に入れない障害者など、対応を手厚くする必要がある。コロナで空室のあるホテルを借り上げれば、担当職員の負担も軽くできるのでは」と話しました。


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