しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2021年2月21日(日)

辺野古リポート

「環境破壊だけが残る」

●2月15日~19日 県統一連など分担し監視

 キャンプ・シュワブゲート前では監視活動が続いており、月・金曜は県統一連(安保廃棄・くらしと民主主義を守る沖縄県統一行動連絡会議)、火曜は平和運動センター、水曜は平和市民連絡会、木曜はヘリ基地反対協が責任団体です。

 連日十数人から20人ほどの県民が感染症対策をとり、抗議のパネルを掲げます。基地内に入る工事車両の車種や台数を記録し、コロナ禍の中でも連日、コンクリートミキサー車など200台前後を確認しています。

●16日 抗議船で海上から監視活動

写真

(写真)K9護岸での作業現場

 久々の快晴。ヘリ基地反対協の仲本興真事務局長らは抗議船・平和丸で海上から監視活動にとりくみました。

 辺野古側の護岸では消波ブロックなどで6メートル以上のかさ上げ工事が進められています。

 大浦湾内では、巨大台船と赤土を山積みにした台船、5隻の大型運搬船などが停泊中。

 大浦湾に面するK8護岸とK9護岸では、台船からダンプカーに赤土が積み替えられ、辺野古側の埋め立て区域に運ばれていました。

 仲本氏は「大浦湾の軟弱地盤改良工事は不可能で完成の見込みもないのに、菅政権は浅瀬の辺野古側で工事を強行し、県民を諦めさせようとしています。工事は完成せず残されるのは環境破壊だけ。絶対許すことはできません」と話し、工事中止を求めました。


pageup