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2021年2月11日(木)

大阪市議会開会 署名を提出

広域一元化より感染対策

よくする会など

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(写真)大阪市の担当者(右手前)に署名を手渡す参加者=10日、大阪市北区の大阪市役所

 大阪市の権限と財源を奪う条例ではなくコロナ対策に全力を挙げよと、大阪市をよくする会、大阪市対策連絡会議(市対連)、府民要求連絡会(府民連)は大阪市議会開会日の10日、松井一郎市長宛ての請願署名2万3317人分と、大阪市議会宛ての陳情署名1万6013人分を提出しました。

 松井一郎市長宛ての請願署名は、大阪市廃止を否決した「住民投票の結論を守ってください」と「広域一元化条例」案提出に待ったを求めるもの。大阪市議会あての陳情署名は、大阪市24区全てにPCR検査センター設置等コロナ感染対策強化を求めるものです。

 署名提出行動に先立ち行われた大阪市議会開会日宣伝には120人が参加。大阪市をよくする会の福井朗事務局長があいさつし「『広域一元化条例』は、民意をふみにじる内容。松井市長は住民投票で反対多数になり政治家引退を表明したのに、市民の将来に重大な影響を及ぼす条例を提案するのは無責任。大阪市の行政はあなたの私物ではなく大阪市民みんなのものだ」と訴えました。

 日本共産党の山中智子市議団長は「コロナ禍の下、大阪府と大阪市を一体化する、24区を8区にするのは、もうとんでもない」と批判。「もう一度“なにわの市民革命”の力を発揮して、『大阪市を乗っとるな』『大阪市の自治権を奪うな』の声を大きく広げるため、ご一緒にがんばりましょう」と呼びかけました。


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