2021年2月6日(土)
「赤旗」に「アンビシャス賞」 学術会議介入スクープ
北海道の市民団体
優れた報道を市民の側から評価し励ますことを目的に、北海道を拠点に活動する市民団体「メディアアンビシャス」（代表＝上田文雄・前札幌市長）は５日までに、２０２０年の受賞作を発表しました。活字部門で大賞に次ぐ「アンビシャス賞」に、菅義偉首相による日本学術会議の会員候補任命拒否を明らかにした「しんぶん赤旗」のスクープが選ばれました。「赤旗」の入賞は初めてです。
受賞した「赤旗」の記事は、「菅首相、学術会議人事に介入 推薦候補を任命せず 安保法批判者ら数人 前例ない推薦者外し」（２０２０年１０月１日付）です。首相就任後の菅氏による恣意（しい）的な人事を初めて明らかにし、「学問の自由」に介入する姿勢の危うさを指摘した記事です。
活字部門で大賞を受賞したのは、朝日新聞夕刊の連載「現場へ！ ヘイトスピーチを考える」です。映像部門の大賞は、ＴＢＳの報道特集「独自入手・森友学園問題９時間半の音声記録」「学術会議問題・官邸のキーマンとは？」が選ばれました。
