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2021年2月5日(金)

夕張の経済・雇用守れ

はたやま氏と党地区委要請

道空知振興局に

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(写真)高野局長(左端)に要請書を手渡す(右から)はたやま、山田、熊谷、上田の各氏=3日、北海道岩見沢市

 北海道夕張市の「シチズン」時計子会社の希望退職、食品大手の「マルハニチロ」工場閉鎖から地域経済と雇用守れ―。日本共産党の、はたやま和也前衆院議員と党南空知地区委員会は3日、岩見沢市の道空知総合振興局に緊急要請しました。

 上田久司地区委員長、山田靖廣両岩見沢市議、熊谷桂子夕張市議が訪問し、高野瑞洋振興局長に要請書を手渡しました。

 夕張市では昨年末、シチズンとマルハニチロの縮小・閉鎖に加え、スキー場や宿泊施設を運営する「夕張リゾート」が経営破綻しました。特に、「マルハニチロ」が昨年12月、夕張工場を3月で閉鎖すると発表した問題では「内部留保を増やし、3カ月で閉じるとは身勝手すぎる」と批判の声が上がっています。

 1月に市長やハローワーク所長と懇談したはたやま氏。「マルハニチロの事業継続が大前提だが、閉鎖が避けられない場合の雇用と暮らしを守る対策、財政再建中の市に厚い支援を」と求めました。

 熊谷氏は「夕張リゾート経営破綻で賃金未払いの解決、施設再開のためのメンテナンス支援を」と訴えます。

 「若い頃、夕張に派遣されていた」と高野氏。「夕張を組み込んだ教育旅行プログラムなど具体的な提言があり、生かせるようにしたい。職業訓練の委託先に隣の栗山町の介護専門学校を加える予定です」と答えました。


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