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2021年2月1日(月)

病院・施設職員検査へ

栃木県・宇都宮市 2万9000人を対象

共産党要望実る

 栃木県は29日、高齢者入所施設、障害者入所施設、精神科病院の職員に、新型コロナウイルスの抗原検査を実施すると発表しました。日本共産党栃木県議団の要望が実ったものです。

 福田富一知事は▽施設・病院でのクラスターが新規陽性者増加につながっている▽入所者は重症化リスクが高い▽無症状の段階で陽性者を見つける必要がある―と述べ、県と宇都宮市が約1250施設、およそ2万9千人に唾液による抗原検査を実施すると説明。また、コロナ患者の入院病床を40床、宿泊療養施設を354室増やすとしました。

 日本共産党の野村せつ子県議は「高齢者、障害者施設、医療機関の職員・利用者の定期的なPCR検査実施は感染拡大抑止対策の肝であり、県議団は昨年8月以降4回の要望書を提出し、生活保健福祉委員会で実施を迫ってきた。遅きに失した感があるが、県が積極的検査に踏みだしたことは評価できる。さらに検査対象を高齢者・障害者等の通所施設や全医療機関に広げ、定期的検査にするよう求めていく」とコメントしました。


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