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2021年2月1日(月)

きょうの潮流

 大手メディアに載らない記事、知っておくべき情報がある。権力を監視する気概を感じる。コロナ禍のなかで自分たちの要求を一生懸命、政府にぶつけてくれた共産党の機関紙だから―▼最近「しんぶん赤旗」の購読を申し込んでくれた人たちの声です。安倍前首相の「桜」疑惑や、菅首相の学術会議問題をはじめとするスクープの連発。多くのメディアに取り上げられるなど、いま「赤旗」が注目されています▼「問題意識を持てなかった」。桜を見る会を取材した「毎日」の記者は自戒を込めていました。なぜ「赤旗」にできて、われわれにはできなかったのか。他のメディアや識者が示したのは視点と追及する意志の違いでした▼本紙日曜版の編集長は「政権を握っているから後援会員を呼んでも仕方ないとみるのか、これは政権による行政の私物化とみるのか。それによって、見える景色が百八十度違ってくる」。ジャーナリストの青木理さんは「重要なのはメディアの姿勢」だと▼あふれる情報のなかで埋もれてしまいがちな真実や大切なことを伝えたい。現実に苦しんでいる人や社会を変えたいと願う人びとに寄り添い、力になる記事を書きたい…。「赤旗」記者に応募してきた同志たちの思いは、果たすべき役割を映しています▼きょうは「赤旗」の創刊93周年。国民目線で不公正や不平等とたたかい、社会を前に進めるための報道をこれからも。こんな要望も読者から届いています。「暗い世のなか、この先を明るく照らしてほしい」


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