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2021年1月25日(月)

禁止条約を力に

大平氏、被爆者らとシンポ

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(写真)語り合う大平氏(右上)らパネリストの各氏=23日

 核兵器禁止条約の発効を受け、日本共産党の大平よしのぶ前衆院議員・衆院中国ブロック比例代表予定候補や中国地方の被爆者、青年、女性ら7氏が語り合うオンラインシンポジウム「条約を力に核なき世界のさらなる前進へ」が23日夜、開かれました。党国会議員団中国ブロック事務所の主催。

 条約発効を喜び合う中、岡山被爆2世・3世の会の加百(かど)智津子代表は「(核保有国の圧力にも)世界の良識は屈しなかった」と確信を語りました。

 「平和を願うヒロシマ若者の会」設立者の河口悠介さんは、若者への情報発信などを通じ「核兵器廃絶を願う若者の運動の輪を広げたい」。語り部を続ける島根県原水協の西尾幸子代表理事は「歴史をもっと伝え、平和を守り抜く」と述べました。

 日本政府に条約批准を求めて、新日本婦人の会広島県本部の森真理子会長は「条約発効を力に、広島で早期に1万人の署名を集めたい」と決意。毎夏に首相に直談判してきた広島県被団協の佐久間邦彦理事長は「今の政府では私たちの願いはかなわない」と政権交代を求めました。被爆2世の竹永光恵・党岡山市議は、政治を遠く感じる若者に向け「心に届く言葉で活動をしたい」と述べました。

 大平氏は、総選挙での野党連合政権の実現をめざし「政治の流れを転換する歴史的な年にしたい」と語りました。


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