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2021年1月12日(火)

内閣支持率が急落

支持と不支持が逆転 「対応評価せず」6割超

「JNN」「共同」調査

 メディアの世論調査で、菅義偉内閣の支持率の急落が続いています。「JNN」の調査(9~10日実施)では、菅内閣の支持率は12月の前回調査から14・3ポイント減の41%、不支持は14・8ポイント増の55・9%と支持と不支持が初めて逆転しました。

 「共同」の調査(同日実施)では支持率は9ポイント減の41・3%、不支持は10ポイント増の42・8%となりました。

 政府の新型コロナウイルス対応にも厳しい評価が出ています。「JNN」では、政府の対応を「評価しない」が63%で「評価する」の28%を大きく上回りました。「共同」では「評価しない」の68・3%に対して、「評価する」は24・9%と安倍晋三前政権を含め最も低い結果となりました。

 政府が1都3県に緊急事態宣言を発出したことについて、「遅すぎる」と答えた人は「JNN」で83%、「共同」で79・2%に上りました。

 飲食店の時短営業や外出自粛の呼びかけなど政府が柱とする感染防止対策について、「共同」では「期待できない」が72・6%、「JNN」では「不十分だ」が55%でした。

 緊急事態宣言の期間は2月7日までとなっていますが、「JNN」では、1カ月で宣言を解除「できると思う」は7%にとどまり、「できると思わない」が87%に達しました。


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