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2020年12月22日(火)

地区役員・地方議員のみなさんへ

2中総決定を徹底し、全支部が「特別期間」に踏み出す援助を

12月21日 「総選挙躍進特別期間」推進本部

 「共闘をすすめながら、どう比例で『850万票・15%以上』の得票目標を実現するのか悩んでいたが、ズバリ答えを出してくれた」「『総選挙躍進特別期間』の提起は、まさにグッドタイミング」――第2回中央委員会総会決定が強く歓迎され、支部・党員に深い確信と決意をよびおこしています。

 新型コロナの感染拡大、医療の逼迫(ひっぱく)が深刻化しています。菅政権の“無策”“逆行”が国民の怒りの焦点となる一方、「コロナ『第3波』から医療・暮らし・事業を守る緊急要請」(12月11日)をはじめ、党の科学的姿勢、草の根の「苦難軽減」の活動に感謝と激励が寄せられています。アンケートや署名、宣伝にとりくみ、「お困りのこと、心配なことはありませんか」と声をかけ、国民の中で「新しい日本をつくる五つの提案」を大いに語り広げる時です。

 党員一人ひとりの命と健康を守る感染対策をとりつつ、2中総決定を「走りながら徹底・具体化」(結語)するために、地区役員、地方議員のみなさんの知恵と力を発揮していただくことを心から訴えます。

2中総徹底、12月党勢前進は最初の関門

 2中総決定の討議支部は1週間で15・2%、読了党員は7・9%です。2中総決定を、年内にどれだけの支部で討議・具体化し、どれだけの党員に届け読んでもらうかが、「特別期間」の初動のカギとなります。時間をとることを惜しまず、オンデマンド・DVD(1時間38分)を視聴することを重視しましょう。

 同時に、2中総決定で全党の大きな自信と確信になっているのは、党大会後、「支部が主役」の党づくりの「大道」で入党の働きかけを広げてきたこと、そして何と言っても「しんぶん赤旗」読者拡大で、毎月毎月がんばりぬいて党大会現勢を維持してきたことにあります。

 それだけに、この12月、「1千万対話」と500万後援会員、2月末までの対話の担い手づくりに踏み出しながら、これと一体に、党員拡大で今まで以上に広く働きかける流れをつくりだす、読者拡大では前回総選挙時回復に向かう前進をなんとしても勝ち取る――このことが、今後の2中総決定の具体化・実践を支える土台を豊かに広げ、「特別期間」の勢いをつくりだす最初の関門となります。

 党勢拡大の到達点は、党員拡大では後退した11月よりも入党の働きかけが遅れており、読者拡大では、奮闘は広がってはいるものの、購読中止が例月の1・5倍以上と予想されています。全党の力を集め、2中総決定最初の実践として、なんとしても突破しようではありませんか。

地区役員のみなさん

 どんな支部、党員も、“総選挙に勝ちたい”“野党連合政権をつくりたい”との思いをもっています。同時に、コロナ禍のもとで支部活動に苦労を抱えている支部もあり、これまで以上の努力と親身な援助が必要になっています。党機関からの援助があってこそ、「支部が主役」の活動に踏み出せる支部も少なくありません。

 2中総決定をいつ討議・具体化するか、全党員に届ける手だてをどうとるか、支部のみんなが「1千万対話」と党勢拡大に踏み出すために何が必要か、支部長・支部委員とも相談し、親身な援助をつくしましょう。党機関で、2中総決定をくりかえし討議するとともに、支部の悩みや課題も交流し、支部活動への援助を支えあいましょう。

地方議員のみなさん

 新型コロナ感染症という未曽有の危機に見舞われた2020年、議会活動でも、生活相談や要求運動でも、住民の命と暮らしを守りぬく抜群の役割を果たしてきたのが、みなさんの活動でした。心から敬意を表します。

 “コロナ禍から国民の命と暮らしを守りぬくためにも、来たるべき総選挙で政権交代と党躍進を実現できる強く大きな党をつくらなければならない”――これは、住民の切実な声に耳を傾け、苦難解決に力をつくしたみなさんの強い思いだと思います。地方議員のみなさんが自ら「特別期間」に踏み出し、国民の変化や対話の反応、党勢拡大の可能性を示すことが、「支部が主役」の2中総実践を大きく励ますことになります。

 2中総決定を急いで読み、議員団で討議・具体化しましょう。住民からの信頼、結びつきを生かし、支部とともに対話と党勢拡大に力をあわせましょう。

 残された9日間、2中総決定を力に宣伝・対話を強め、党勢拡大の12月前進を必ずかちとろうではありませんか。


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