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2020年12月21日(月)

総選挙 党躍進と政権交代を

高橋氏「病院を守ろう」

三重・松阪 もとむら議員 しまづ氏

 三重県松阪市で20日、日本共産党の高橋ちづ子衆院議員を迎え演説会が開催されました。高橋氏は、衆院東海比例ブロックでの、もとむら伸子衆院議員、しまづ幸広前衆院議員(静岡1区重複)の2議席回複と全国の躍進と野党共闘で政権交代を実現しよう訴えました。

 高橋氏は、新型コロナ感染拡大で三重県を含む7都道府県で病床がひっ迫し「ステージ4」になったことについて、緊急事態宣言解除後の感染が落ち着いた時に検査の徹底や医療提供体制整備など必要な対策を打たなければならなかったのに、政府が「Go To」事業に固執し対策を怠ったことが原因と批判しました。

 公立・公的病院の廃止や病床数削減を押し付ける「地域医療構想」では、新型コロナを踏まえた医療体制の構築が厚労省で検討され、事実上の中断となったことを報告し「中断ではなく計画は白紙にすべきです。都道府県が病床削減や再編統合の計画をやめる時には国は口出しはできない」と強調。「大切な病院と働く人たちを一緒に守ろう」と訴えました。

 共産党や立憲野党はコロナ対策でも、国会での追及の中で雇用調整金の延長や一人親世帯への再給付などを実現してきたと話し「総選挙は野党で一致し菅政権を終わらせる絶好のチャンス。党躍進を必ず勝ち取ろう」と訴えました。

 もとむら氏は菅政権の学術会議への介入やコロナ禍での軍拡を批判し「ぶれずに声を上げ続ける党の議席が必要」。しまづ氏は「市民と野党の共闘で政権交代し消費税減税を実現しよう」と訴えました。


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