2020年12月7日(月)
声上げ政治を動かそう
市田氏 党の勢いビンビン
岩手
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日本共産党の市田忠義副委員長・参院議員を迎えて、党岩手県委員会は6日、盛岡、一関の両市で「集い」を開きました。市田氏は総選挙に向けて「12月から国民に党の勢いがビンビンと伝わることが大事です。入党して、政権交代と野党連合政権を実現しよう」と熱烈に訴えました。
臨時国会でのコロナ対策、「桜を見る会」疑惑、学術会議会員の任命拒否をめぐる共産党の論戦と成果を報告した市田氏。ケアに手厚いなどコロナ禍後の新しい社会へ党が「七つの提案」を掲げていると紹介し、東北初の比例2議席獲得で党を躍進させてほしいと呼びかけました。
市田氏が参加者から寄せられた質問に丁寧に回答しました。「日本はアメリカいいなりがひどすぎる」との疑問に、戦後、軍事占領下で米軍のいいなりにならされ、米国の思惑で釈放された戦争指導者・A級戦犯容疑者が政界の中心に座り、自民党議員がその思考を歴代受け継いでいると解明。安保条約を日本政府が廃棄すれば、米軍基地は全部撤去できると語りました。
香港問題の質問に対し市田氏は、平和的なデモへの弾圧は、とても法治国家とは言えないと指摘。戦後の国際社会では人権は国際問題だと述べ、「懸念」を表明するだけで一片の抗議もしない日本政府を批判しました。
市田氏は竹島問題、政党助成金、野党共闘の現状、種苗法についても答えました。
集いを通じて3人が入党を決意しました。