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2020年12月3日(木)

総選挙勝利めざす宣伝と対話を抜本的につよめ、党員拡大を根幹とした党勢拡大の前進を

12月2日 幹部会決定総合推進本部

 全党のみなさん。幹部会決定にもとづく大奮闘に心から敬意を表します。

 11月活動では、国民の苦難軽減の活動と総選挙勝利をめざす宣伝をつよめ、これらとむすんで党勢拡大の前進に全力をあげました。結果は、入党の働きかけが3003人、入党の申し込みが373人で、10月を上回りましたが、現勢では後退となる見通しです。「しんぶん赤旗」読者拡大では、日刊紙209人減、電子版47人増、日曜版12人減という残念な結果となりました。10月に続いての連続後退であり、推進本部として責任を痛感しています。

 同時に、後退したとはいえ、読者については、党大会現勢比で、日刊紙と電子版あわせて228人増、日曜版138人増となっており、引き続き大会現勢を維持していることは、この間にない貴重な成果です。

 12月は、コロナ危機から国民の命とくらしを守る活動をいっそう発展させつつ、12月15日に開催される第2回中央委員会総会に向けて、(1)総選挙の比例代表選挙で「850万票、15%以上」を獲得するために、幹部会第一決議にもとづく活動、とくに宣伝と対話・支持拡大を本格的に推進し、積極的支持者を増やす活動にとりくむとともに、(2)幹部会第二決議にもとづき、入党の働きかけを2倍、3倍に広げ、党員現勢での前進を勝ちとり、読者拡大でも前進に転じ、党勢拡大での前進を必ずつくることを訴えます。

 コロナ危機の深まりのもと、党員のみなさんの命と健康を守ることに細心の注意をはらいつつ、12月を総選挙勝利に向けた確かな前進を記録する月にしようではありませんか。

総選挙勝利をめざすとりくみを本格化すべき重要な段階

 全党のみなさん。

 コロナ対策での無為無策ぶり、学術会議人事介入問題での民主主義の蹂躙(じゅうりん)、「桜を見る会」の疑惑の隠蔽(いんぺい)など、菅自公政治の深刻なゆきづまりが加速しています。一方、わが党の提案が国民世論とむすんで国政を動かしつつあります。来たるべき総選挙で政権交代を実現し、わが党の躍進を勝ちとることは、国民の命とくらしを守り、まともな政治を取り戻すうえで待ったなしとなっています。

 衆議院議員の任期があと10カ月となるもとで、いつ解散・総選挙があってもおかしくない情勢であり、野党共闘を前にすすめ、その推進力である日本共産党の躍進への独自のとりくみを本格化すべき重要な段階を迎えています。

新型コロナから命を守る活動を強め、対話・支持拡大、党勢拡大の前進を

 以上の見地から、12月は、つぎの四つの方針でとりくみを具体化し、月初めからダッシュすることを呼びかけます。

 (1)新型コロナ感染が急拡大をつづけ、菅政権の無為無策の中で、国民の不安も大きく広がっています。わが党がこの間提案している医療機関や高齢者施設の「社会的検査」、感染急増地への「面の検査」の実施など、感染防止への政府の実効ある措置を取らせましょう。各自治体にもPCR検査の抜本的拡充など住民の命とくらし、雇用と営業を守る要求を届け、12月議会の論戦にも生かすとりくみを草の根で発展させましょう。

 (2)すべての支部が、総選挙勝利をめざし、宣伝とともに、対話・支持拡大を本格化させることを訴えます。コロナ問題、学術会議問題、「桜を見る会」の問題などで、菅政権の問題点を告発するとともに、わが党の提案を知らせ、住民の願いを聞く宣伝と対話に、すべての支部がふみ出しましょう。

 そのために、4割台にとどまっている得票目標・支持拡大目標を決めた支部を全支部に一気に広げ、「支部が主役」の選挙戦に立ち上がりましょう。とくに、「『毎日が選挙戦』の構えで対話・支持拡大をすすめ、これまでの党支持者はもちろん、この間生まれた新しいつながりにも一気に当たり、党への支持を広げる担い手になってもらう働きかけをつよめ、その結果を台帳・名簿に反映させ」ましょう。比例票獲得のカギをにぎる積極的支持者を増やすために、感染防止の対策をしっかりと行いながら、支部主催の「集い」や街かど演説を計画し、読者、後援会員、支持者に働きかけましょう。対話にあたっては、志位和夫委員長の政権交代の呼びかけを掲載した「赤旗」PR版を大規模に活用しましょう。後援会活動を重視し、会員の拡大にも力をつくしましょう。

 (3)広範な支持層への対話での働きかけと一体で、入党の働きかけを抜本的に広げ、12月こそ、党員現勢での前進と「しんぶん赤旗」読者拡大での見るべき前進を勝ちとりましょう。

 コロナ感染が急拡大していることを考慮し、入党の働きかけは事前に『入党のよびかけ』カラーパンフと簡易リーフを届け、電話で約束をとって出向くなどの活動も工夫して行い、働きかけましょう。

 読者拡大では、事前に見本紙やPR版を届け、電話で働きかけるとりくみを大規模に発展させるように手だてをとりましょう。

 12月議会の論戦に力をつくしている地方議員のみなさんは、支部から対象者名簿を取り寄せ、「拡大タイム」をとり、入党の働きかけの約束をとり、読者をおおいに増やしましょう。可能な限り支部にも出向いて、いっしょにとりくみましょう。

 世代的継承の党づくりでの大きな前進をめざし、青年・学生や労働者、30代から50代の党員拡大、民青同盟員の拡大に力をつくしましょう。

 (4)以上を推進するために、支部会議開催を重視しましょう。12月は、都道府県党会議に向けた地区党会議や支部総会・党会議の開催の時期であり、コロナ感染防止の手だてをとりながら、工夫もして、会議の開催など党活動を維持・発展させましょう。

 第2回中央委員会総会での幹部会報告の視聴を特別に位置づけて、支部と党員、地方議員、党機関のみなさんの最高規模の視聴を組織しましょう。

 2中総までに改定綱領の読了で、すべての県と地区が5割突破をはかりましょう。新入党者への新入党員教育を100%行い、党費納入、日刊紙購読、支部会議への全員参加を実現しましょう。12月の党費と募金のとりくみを成功させましょう。

 全党のみなさん。

 選挙戦独自の準備を大きく推進しながら、党勢拡大を前進させることは大仕事です。しかし、今日の情勢、わが党と「しんぶん赤旗」の国民的位置から見て、党躍進を願ってくれる人は、すべて入党の働きかけと読者拡大の対象者の見地で強力に独自追求を行えば、選挙準備と党勢拡大を相乗させることは可能です。また、これを実現しなければ、比例代表選挙での党躍進を切り開くことはできません。そして、この12月、選挙準備でも、党勢拡大の年間での見るべき前進をはたし、総選挙の行われる新しい年を迎えましょう。推進本部も、みなさんと力を合わせて頑張り抜く決意です。


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