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2020年12月3日(木)

国民投票法採決許されぬ

憲法審 穀田国対委員長が会見

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(写真)記者会見する穀田恵二国対委員長=2日、国会内

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は2日、国会内で記者会見し、衆院憲法審査会で審議中の国民投票法改定案(与党提出)について、「国民投票法の与党案の議論は始まったばかりであり、原口一博議員(立憲民主党)らが提出している法案も趣旨説明、並行審議し、現行法の欠陥の議論を行うことを提起している。採決などは許されない」と述べました。

 その上で、立憲民主党の福山哲郎幹事長と自民党の二階俊博幹事長が1日の会談で法案の今国会での採決見送りを確認したことについて、「与党の一方的な採決の動きに対して、この間の国民世論と野党の取り組みを背景にストップさせたことは重要であり、評価したい」と述べました。

 あわせて、次の通常国会で「何らかの結論を得る」との確認について、穀田氏は「野党国対委員長会談でも議論になったが、両党の確認は採決を前提にしたものではない。『何らかの』の文言は当然、廃案という結論もあり得ることだ」「国民投票法については根本的欠陥があり、正面から向き合う議論が必要だ」と語りました。


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