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2020年11月22日(日)

不要不急の新基地 辺野古海上抗議

沖縄・名護

写真

(写真)海上抗議活動をする参加者ら=21日、沖縄県名護市辺野古

 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する「ヘリ基地反対協議会」は21日、辺野古の海で抗議行動を行いました。新基地建設の埋め立てのためのショベルカーが稼働し、ダンプトラックが行き交う「K8」護岸に向けて「土砂投入はやめろ」「海の生き物を生き埋めにするな」「私たちはあきらめない」などと声を上げました。

 行動には6隻の抗議船やカヌー30艇、ゴムボート2隻が参加。同協議会の仲本興真事務局長が今回の行動のアピールを提案し、決議されました。

 アピール文は、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、「多大な税金を浪費する不要不急の辺野古新基地建設をすすめ、加速することは断じて許すことができない」と強調しています。建設を直ちに中止し、新型コロナ対策に全力を挙げることなどを日本政府に求めています。

 同会は今回のアピールをもとに今後、沖縄防衛局に抗議・要請を行う予定です。

 行動に参加した女性(62)は、新基地建設反対の議員がいなければ沖縄の声が届かないから次の総選挙では沖縄の小選挙区の「オール沖縄」勢力の予定候補4人に「ぜひ頑張ってほしい。応援したい」と語りました。


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