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2020年11月19日(木)

新型コロナ 「提言」携え訪問・懇談

畠山前議員が各団体と

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(写真)平川氏(右)から話を聞く畠山氏=18日、札幌市

 北海道で「第3波」とも言われる新型コロナ感染を直視し、検査の抜本的強化と減収補填(ほてん)など国や行政への要望を聞こうと、日本共産党の畠山和也前衆院議員は18日、札幌市の経済団体、医療団体を訪問しました。

 道医師会と道保険医会に志位和夫委員長の「検査・保護・追跡の抜本強化を求める提言」を届けました。

 「受診抑制はいまも続いています。小児科や耳鼻科は特に深刻です」と道保険医会の平川英行事務局長。「昨年の収入分に見合った補償が必要」と述べるとともに、感染防止対策にかかった経費への助成拡充を求めました。

 メモを取って話を聞いた畠山氏。「地域医療を支えるすべての医療機関への減収補填を国に強く求めます」と応じました。

 道中小企業家同友会の佐藤紀雄専務と中上雅之事務局長に、党の「コロナ危機から命とくらしを守り経済を立て直す」緊急申し入れを手渡しました。

 地域の金融機関による地元企業への「伴走支援」や、会員同士が悩みを分かち合い「経営者の意欲を維持することが大切です」と佐藤氏。「Go To キャンペーン」については「命が大切という観点から冷静な議論を」と求めました。

 中上氏は「当面、年を越す資金繰りへの支援、雇用調整助成金の期限の延長をぜひ」と要請しました。

 畠山氏は「地域社会を支える事業者が前に進むために資金が必要です。そのための財政支援を国に働きかけます」と答えました。


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