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2020年10月22日(木)

学問の自由侵害追及へ

学術会議 野党国対委員長 確認

写真

(写真)野党国対委員長会談=21日、国会内

 日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社民党の国対委員長は21日、国会内で会談し、臨時国会にどう臨むかを協議し、日本学術会議会員候補任命拒否問題は学問、思想の自由を侵すものであり、徹底追及することを確認し、関与したとされる杉田和博官房副長官の国会出席を求めることで一致しました。

 新型コロナウイルス感染症対策をめぐっては、「年を越せない」との声が上がり、地方自治体も財政がひっ迫しており、十分な対応が必要だとの認識で一致。医療や経済でのコロナ対策について予算委員会の集中審議を要求することを確認しました。

 また自民党が党改憲原案の起草委員会を始動させるなどの新たな改憲策動を批判し、自民党が憲法審査会の経過を踏まえない行動をとれば、憲法審を開く条件はないとの認識で一致しました。

 立憲民主党の安住淳国対委員長は、自民党の森山裕国対委員長と会談し、杉田官房副長官の出席については、予算委理事会で協議するとしました。

 また両氏は、26日召集の臨時国会での各党代表質問について、衆院では28、29両日、参院では29、30両日に実施することで一致。会期を12月5日までの41日間とし、衆院予算委を11月2日から開くことも申し合わせました。


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