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2020年10月10日(土)

児童演劇支援して

劇団「風の子」、市田・畑野氏に要請

 日本共産党の市田忠義副委員長(参院議員)、畑野君枝衆議院議員は9日、参院議員会館で、劇団「風の子」の大澗(おおま)弘幸代表からコロナ禍で苦境にあえぐ児童演劇の窮状について要請を受け、懇談しました。

 大澗氏は、2月からキャンセルが相次いだが、「なにより子どもたちに出会えないのがつらい」と心情を語りました。現在は、学校公演を再開しているものの、以前と比較して密を避けるため公演回数を増やすなど経費もかさんでいることを紹介。各省庁のさまざまな支援制度を活用しているものの、このままでは苦境が乗り切れず「学校に行って公演する日本ならではの文化が危機に陥っている」と訴えました。

 市田氏は、「文化芸術を守ろうという取り組みは、広範に広がっており、わが党もすでに政府に申し入れを行ったが、超党派で取り組んでいく」と語り、畑野氏は、要請の内容を政府にも伝え、改善するよう努力したいと答えました。


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