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2020年10月4日(日)

コロナ禍 現場の実情きく

飲食店から突然派遣切り

たけやま比例予定候補らハローワーク前調査

京都

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(写真)ハローワーク前の実態調査で訴える(左2人目から)たけやま、ちさか、吉田の各氏=2日、京都市中京区

 新型コロナの影響による解雇者が6万人を超えるなか、日本共産党京都府議団(原田完団長、12人)は2日昼、ハローワーク西陣・烏丸御池庁舎(京都市中京区)前で、9月に続き2回目となる実態調査を行い、「派遣切りにあった」「いつ雇用が打ち切られるかわからない」など深刻な声が寄せられました。

 日本共産党の、たけやま彩子・衆院近畿比例予定候補、衆院京都2区の、ちさか拓晃(党府書記長)、同4区の吉田幸一両予定候補が参加しました。

 求職活動をする女性(35)は「4月中旬に、派遣先の飲食店から突然、派遣切りにあった。せめて1カ月前には言ってほしかった」と語りました。

 ホテルのパート従業員の50代女性は「4月からこなくてよいと言われ仕事は休んでいる。給料は6割の補償と少し上乗せはあるがもともとが安い。いつまでこの状態が続くのか。スーパーで半額の食料品を探し回っている」と窮状を訴えました。

 マイクを握った、たけやま氏らは、一律10万円の給付金実現などをあげ「政治を動かす何よりの力はみなさんの声」と強調。菅首相の「自助」を批判し、「困っている人が安心して次の仕事を見つけられるよう支えていく」と語りました。


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