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2020年10月2日(金)

次の総選挙で政権交代と野党連合政権の実現を

志位委員長が表明

 日本共産党の志位和夫委員長は1日、国会内で記者会見し、各野党との連携について問われて、「野党が、今度の総選挙で政権交代を実現すると腹を固めて宣言するとともに、自公政権を倒したあと、共産党も含めたオール野党で野党連合政権をつくるという宣言をする、この二つの宣言をやれば情勢を大きく変えていくことは必ずできる」と強調しました。

 志位氏は、政策的内容について、市民連合が各党に提出した要望書に、日本共産党は全面的に賛同し、立憲民主党の枝野幸男代表が「方向性を共有できる」と発言していることを指摘。「新自由主義を切り替える、あるいは立憲主義を回復するなど、大きな方向で、かなりの部分で一致がある」として、「今後の話し合いを通じて、野党連合政権を一緒につくる方向にすすめるのではないか」と述べました。

 その上で、今度の総選挙をどういう構えでたたかうかが重要だと強調。菅義偉政権は、安倍晋三前政権を継続するとともに、さらにファッショ化する危険をもった政権だと批判し、「今度の総選挙で、菅政権を倒す、そして政権交代を実現する。この点で野党が腹を固めて、宣言することが大事だ」と指摘しました。

 同時に、自公政権を倒したあとの政権について、「共産党も含めて、オール野党で野党連合政権をつくると、もう一つ宣言する。この二つの宣言をやって、この政権が実行する政策として、市民連合の要望をベースに練り上げていけば、情勢を大きく変えることは必ずできる」と強調しました。

 また「オール野党」とは何かと問われて、立民、共産、国民、社民、れいわ、参院会派の碧水会、沖縄の風の5党2会派が、首相指名選挙で枝野代表に投票したとして、「このオール野党で、政権交代をやる、新しい政権をつくることを追求したい」と語りました。


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