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2020年10月1日(木)

杉田氏暴言許さない

広島 大平氏が抗議宣伝

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(写真)訴える大平氏(手前)と大西氏(その右)ら=30日、広島市

 自民党の杉田水脈衆院議員(比例中国)の暴言を受け、日本共産党の大平よしのぶ前衆院議員・衆院中国ブロック比例予定候補は30日、広島市の繁華街で抗議宣伝し、「女性と性暴力被害者をおとしめる暴言を許すわけにはいかない。謝罪し、発言を撤回し、議員辞職するよう求めたい」と訴えました。

 大平氏は杉田氏本人の問題に加え、「擁立し、比例単独候補として第1位にした自民党本部の責任は極めて重大だ」と指摘。定数11の比例中国ブロックで自民党が5議席も占めているとし、「みなさんの声をしっかり国会へ届けるには共産党の議席が必要です。何としても奪い返したい」と述べ、来たる総選挙で議席回復への支援を呼びかけました。

 大西オサム衆院広島1区予定候補や各界の女性らと演説。「いまこそジェンダー平等社会を」との党のビラを多くの人が受け取りました。

 県党女性部長の中原洋美市議は「自民、公明の政治はうそが多過ぎる」と抗議。日本民主青年同盟の中村孝江県委員長は、議員辞職などを求める約9万人分の署名を受け取らない自民党を「国民の声を聞かないということだ」と批判しました。

 ビラを受け取った女性(70)は「杉田氏は以前から暴言を繰り返している。自民党の責任も大きい」。自民党を支持してきたという中年の男性は「今度は比例で共産党に入れる」と話しました。


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