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2020年9月30日(水)

志位委員長が田原氏と対談 『週刊朝日』が掲載

志位氏「次の総選挙で政権交代を」

田原氏「絶対、連立政権つくって」

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(写真)志位和夫委員長と田原総一朗氏の対談が掲載された『週刊朝日』10月9日号

 29日発売の『週刊朝日』(10月9日号)に、日本共産党の志位和夫委員長とジャーナリストの田原総一朗氏の対談記事が掲載されています。志位氏が野党共闘の現状や新自由主義からの転換など野党政権が実現を目指す方向を縦横に語り、田原氏は「野党の中で一番柔軟性を持っているのは志位さん」「絶対(共産含む)連立政権を作ってほしい」とエールを送っています。

 対談で田原氏は、16日の首相指名選挙で日本共産党が立憲民主党の枝野幸男代表に投票したことについて「すごいこと」「野党が協力して政権を取る姿勢を明確に打ち出した」と指摘しました。

 志位氏は、安保法制=戦争法を廃止する政権をつくるために野党共闘に取り組んだ経緯を説明。そのうえで志位氏は、現状は政権交代後に「共産党と政権でどうするのか」までの合意には至っていないことを述べると、田原氏からは、野党間の政権合意について「枝野さんに会ったら進言したい」との発言もありました。

 これに対して志位氏は「決断してほしい」「政権交代までは一致しているんです。あとは政権を作っていこうという合意。あと一歩なんです」と応じ、「立憲、共産、国民、社民、れいわのオール野党で政権交代を目指したい」と表明しています。

 「あなた方が政権を取ったらどうするのか。具体的なビジョンを示してほしい」と問いかけた田原氏に対して志位氏は、コロナ危機で破綻がはっきりした新自由主義を転換し、国民の暮らしをよくするべく公の責任を政治が果たすことは「野党で共有できている」と強調。日米地位協定での米国の異常な特権の問題も含めて野党間で一致点が広がっていることを紹介し、「新自由主義からの転換、日米関係を対等・平等にする、立憲主義を取り戻す。この三つの大きな柱を実現する。そのためには、次の総選挙で『政権を取る』とはっきり宣言すべきだと思っています」と応じています。


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