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2020年9月23日(水)

食材 もってけ

コロナ禍の学生を支援 信州大で無料配布

長野 今後も各キャンパスで

民青など実行委

 コロナ禍で困窮している大学生に無料の食材支援をと22日、長野県松本市の信州大学キャンパスで「信大食材もってけ市」が開かれました。主催は民主青年同盟信大班を中心とする実行委員会です。

 大学構内の広場にテントとのぼりを立て、大学生の有志ボランティアらが米、レトルト食品、缶詰など200人分の食材を用意。同時にジャガイモ、トマト、タマネギなどの野菜や、農民連が提供した白毛餅(しらけもち)を準備しました。

 「もってけ市」開始直後には80人以上が列をつくりました。学生は、野菜などを袋に詰めながら「めっちゃおいしそう」「ありがたい」とつぶやきました。

 理学部1年の男子学生(19)は授業について「オンラインで、教授への質問はメール。口頭でないので、質問の意図を伝えるのに苦労している」。今後の食材支援に「インスタントの飲み物、あと冷凍庫で保存したいのでお肉を」と希望しました。

 「もってけ市」は予定時間をさらに延長して受け付け、約120人分を配布しました。

 19日には、民青の地域班が長野市で学生向けのフードパントリーを開き、米などを51人に配布しました。

 「もってけ市」は、今後も各キャンパスで行う予定です。


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