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2020年9月23日(水)

コロナ危機のもと青年の変化と民青の役割を確信に大会成功へ

2中委 オンラインで

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(写真)民青第2回中央委員会で報告する小山委員長=22日

 日本民主青年同盟は22日、第2回中央委員会をオンラインで開きました。11月末に開く第44回全国大会の招集と大会決議案を採択するとともに、同盟員拡大目標の達成をはじめ全国大会の成功めざす方針を確立します。

 報告した小山農委員長は、「コロナ危機で青年が深刻な事態へ追い詰められると同時に自らの力で社会を変えていく流れが生まれている」と指摘。命と暮らし、学業を守る民青の活動が青年・学生を力強く励まし、「声を上げれば政治を変えられる」ことを示してきたと述べました。

 安倍首相を退陣に追い込んだ青年・国民のたたかいを確信に、「『安倍政治』を終わらせ、野党連合政権をつくるために多くの青年と力を合わせよう」と強調。「強まる民青の存在意義をしっかりつかみ、新自由主義を転換し、新しい社会をつくるたたかいを起こそう」と訴えました。

 コロナ禍で要求運動をさらに広げるとともに、科学的社会主義と日本共産党綱領の立場で新しい社会への展望を学び語り合う取り組みを提起。「日本共産党といっしょに政治を変えよう」決議をあげて総選挙をたたかおうと力説しました。

 同盟建設では、倍加へのステップとして「現勢での前進に転じることに挑戦しよう」と提起。「年間2000人」の目標をやり切って大会を迎えようと呼びかけました。

 あいさつした日本共産党の山下芳生副委員長は、安倍首相の辞任は安倍政治の行き詰まりであり、追い詰めたのは国民・青年のたたかいだと強調。安倍政治を継承する菅政権を批判し、「決着は総選挙でつけよう。政権交代を実現し、新しい日本をつくろう」と呼びかけました。

 青年のたたかいの中心にいるのが民青であり、新しい社会への模索に応えられるのも民青だと強調し、「未来は青年のものです。仲間を大きく増やして大会を成功させてほしい」と激励しました。

 全体討論では、コロナ禍での要求実現や新しい社会の探究、同盟建設の取り組みを交流しました。

 宮崎県の代表は、食料支援ボランティアに参加した学生が「人のためになりたい」「学費減額を求めたい」と民青に加盟したことを紹介し、青年が模索し変革を求めていると報告。学生支援の県議会要請では日本共産党だけでなく国政野党が賛成したと紹介し、「生き生きと活動する民青の姿を知らせれば、政治を動かすことができる」と語りました。

 京都府の代表は、食料支援や若者実態シンポの取り組みを報告し、「資本主義がある限り格差は変わらない。選挙で変えたい」と学生や労働者が加盟したと発言。「青年の願いは新自由主義と決別し、一人ひとりの生き方を応援する社会だ」と語り、同盟員の立ち上がりを後押ししながら、仲間を増やす活動を広げていくと語りました。


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