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2020年9月17日(木)

枝野氏に投票

非常に重要な前進

志位委員長が記者会見

 日本共産党の志位和夫委員長は16日、党議員団総会後に国会内で記者会見し、同日の衆参両院本会議の首相指名選挙で新・立憲民主党の枝野幸男代表に投票することを決めた経緯について問われ、「先方から、首相指名での協力の要請がありました。私たちは、要請を受け、市民と野党の共闘の発展、野党連立政権の実現の意思表示として、枝野代表に投票します」と答えました。

 日本共産党が衆参両院の首相指名選挙で1回目から他党の党首に投票するのは22年ぶりです。志位氏は「22年前は、先方から要請があって、当時の民主党の菅直人代表に1回目から衆参ともに投票したのですが、当時は、今のような野党共闘があったわけではありません。そのときは、『速やかに解散・総選挙をやる』ことが唯一の一致点でした。今回は、そのときとはまったく違う内容があります。枝野代表から、菅政権を倒し、政権交代を実現したい、そのための連携を強めていきたいということで、首相指名での協力の要請があったことを踏まえたものですから、私たちは非常に重要な前進だと思っています」と述べました。


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