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2020年9月2日(水)

井上参院議員 富山の若者とテーマ多彩にオンライン会議

野党共闘 コロナ後 核兵器禁止…

安倍政治の転換必要

 富山県の若者向けに「国会議員とオンラインミーティング」が8月30日に行われ、日本共産党の井上哲士参院議員が参加しました。日本民主青年同盟富山県委員会と共産党県委員会の共催です。若者ら18人が参加し、民医連の党組織では視聴会場を設けて青年を誘い、7人が参加しました。


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(写真)若者とオンラインミーティングに参加する井上議員(右)と青山氏(左)=8月30日、富山県委員会

 ミーティングの冒頭、井上議員が安倍首相の突然の辞任表明について「持病が再び悪化し、いたしかたないもの」と指摘。その上で「世論調査でも内閣支持率が最悪を記録し、コロナ対策でも58%が評価しないと答えるなど政治の大きな行き詰まりのなかでの辞任と言える。安倍首相は政権の遺産として安保法制をあげ、『憲法改正については心残り』と言っている。アベノミクスで格差が拡大した。安倍政治の根本的転換が必要だ」と強調しました。

 若者からあらかじめだされている質問について井上議員が丁寧に回答しました。

 「野党共闘の現状をどう考えているか」という質問に対して、井上議員は5年前の安保法制の強行以来、市民と野党の共闘の発展、3度の国政選挙での野党共闘、原発やコロナ対策など政策の一致を示し、とりわけ今国会でコロナ対策でも野党が共同し、コロナ後の社会の展望でも新自由主義との決別が共通認識になっていると強調しました。

 「核兵器を保有しないと核保有国との差が開き、国際社会からおいていかれるのでないか」という質問には、自ら被爆2世であると語り、「核兵器禁止条約はあと6カ国の批准で発効することになる。非人道的な悪の兵器をなくすことが大事だというのが世界の流れ。おいてきぼりどころか被爆国日本としてその先頭を進む政府に変えていこう」と訴えました。

 民医連の視聴会場からは、毎日コロナ感染防止で緊張を強いられている様子が紹介され、井上議員は「医療や介護など感染リスクの高い職場では安心して仕事ができるようまとまった検査を定期的にやるよう政府に申し入れ、その動きが出ている」と話しました。

 最後に井上議員や司会の青山りょうすけ民青県委員長から民青への加入や入党の訴えがありました。


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