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2020年9月1日(火)

重機地下タンク落下調査

横浜・旧米軍施設 はたの氏ら現地に

作業員死亡事故

写真

(写真)事故現場を視察する(左端から右へ)上野、木佐木、沼上、井坂、(右端から左へ)荒木、はたの、大山の各氏ら=31日、横浜市金沢区

 横浜市金沢区の旧米軍施設「小柴貯油施設跡地」で、重機で作業中の男性作業員が地下タンクに落下し死亡した事故で31日、日本共産党の、はたの君枝衆院議員と、井坂新哉、大山奈々子、上野たつや3県議、荒木由美子横浜市議、沼上とくみつ衆院南関東ブロック比例予定候補、木佐木ただまさ衆院神奈川3区予定候補らが事故現場周辺を調査しました。

 「小柴貯油施設跡地」は旧日本海軍が燃料貯蔵基地として建設し、戦後は米軍が航空機燃料の備蓄基地として使用していました。敷地内には地上に5基、地下に29基のタンクがあります。2005年に日本に返還され、国が市に現況のまま全面積を無償貸し付けし、現在市が公園整備を進めています。

 男性作業員が落下した地下タンクは、直径約45メートル、深さ約30メートル。事故当時、タンクはコンクリートのふたで覆われ土がかぶされていました。ふたの上に重機が進入し、重みで崩落したとみられています。

 はたの氏らは「工事の発注者である横浜市は工事に伴う危険性を認識していたのか、業者にはどのように伝えていたのかをただしていく必要がある」「全面積無償貸与を条件に、タンクなどの撤去を市に任せた国の責任も追及していく」と話しました。


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