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2020年8月14日(金)

沖縄県、緊急事態延長

29日まで デニー知事が会見

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(写真)記者会見を開く玉城デニー知事=13日、沖縄県庁

 沖縄県の玉城デニー知事は13日、県庁で記者会見を開き、県内で急激な拡大が続く新型コロナウイルス感染拡大の防止対策として、1日から15日までとしていた県独自の緊急事態宣言の期間を29日まで延長することを発表しました。

 デニー知事は、新型コロナの封じ込めには「具体的行動が不可欠だ。協力を心からお願いする」と、県民に向けて呼びかけました。

 県内の米軍関係者を除く新型コロナ感染者数は13日に新たに97人確認され、累計1404人。在沖縄米軍関係者は新規に3人確認され、累計323人となりました。

 デニー知事は、県全域での不要不急の外出自粛の徹底、夜10時以降の外出を控えることや、繁華街への外出の自粛、買い物は原則1人で行くことなどをお願いしました。

 集団感染が発生した場合には直ちに発生源の地域・業種を特定し、局所的に休業もしくは時短営業を要請するとしました。県民の県をまたぐ不要不急の往来の自粛、県外からの渡航についての慎重な判断も、改めてお願いしました。

 デニー知事は、病床増や宿泊療養施設の増室、食事・食材の配送等の実施による安心して自宅療養できる体制の整備、空港での水際対策強化、クラスター(感染者集団)対策チームの設置などに取り組んでいく意向を表明しました。

 「県民一人ひとり、事業者の一社一社が力を合わせ、支え合って乗り切ってまいりましょう」と訴えました。


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