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2020年8月14日(金)

島根・江の川、再び氾濫で整備局に

大平氏「堤防整備早く」

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(写真)申し入れる(左から)向瀬、大平、尾村、大国、多田、森川、山口の各氏=12日、広島市

 島根県西部の江(ごう)の川が豪雨で氾濫(7月14日)し、2年前の西日本豪雨のときと同じ地域が浸水した問題で、日本共産党県委員会と大平喜信前衆院議員(衆院中国ブロック比例予定候補)は12日、広島市の国土交通省中国地方整備局を訪れ、堤防整備など早期の治水対策を求めました。

 尾村利成、大国陽介の両県議、森川佳英、多田伸治の両江津(ごうつ)市議、川本町の山口節雄前町議、向瀬慎一西部地区委員長(衆院2区予定候補)が参加。大平氏と被災地を訪れた際に寄せられた要望などを届けました。

 要請では、▽国の防災・減災事業予算の増額▽江の川下流の島根県内で15%にとどまる堤防整備率(上流の広島県は69%)の整備推進や水防災事業の予算増額▽同一地域内の移転などに水防災事業と同等の補償▽支流堤防整備とバックウオーター対策、内水排除のためのポンプの常設化の促進―を求めました。

 一行は「何度も水に漬かり、このままでは地域もまちも壊れる」などと訴え。大平氏は川底の早急な掘削を求め、尾村県議は「住民に情報提供し、意見を聞き、双方向での治水対策を」と求めました。

 担当者は「予算の確保を含め、スピード感を高めて取り組む」と述べました。


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