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2020年7月31日(金)

源泉流出 恐れあった

高橋・岩渕氏ら豪雨被害調査

山形・大蔵村

写真

(写真)銅山川のえぐられた護岸を視察する(右から)高橋、岩渕、佐藤、関の各氏=30日、山形県大蔵村

 日本共産党の高橋千鶴子衆院議員、岩渕友参院議員、関徹党山形県議、佐藤雅之大蔵村議らは30日、記録的な豪雨による最上川堤防の越水や銅山(どうざん)川の氾濫の被害を調査するため山形県大蔵村に入りました。

 最上川堤防が越水した同村白須賀地域では、住宅への浸水とともに水田や特産のトマトなどに大きな被害が。ガレージが約1・5メートル浸水した男性(78)は「堤防を越えた水害は想定を超えたもので、驚きました。住民は早めに避難し、無事でした」と水没時の様子を語りました。

 銅山川が注ぐ肘折(ひじおり)温泉では、浸水被害とともに川の激流によって護岸のコンクリートがえぐられ、豪雨が長期間続けば、護岸に立つ住宅が倒壊する恐れもありました。川沿いにある源泉の周辺もえぐられ、温泉の源泉が流出する可能性もありました。

 高橋議員は「面積が広い中、自治体の財政力や人員を超えており、村、県とも連携しながら国政でも要望に応え、頑張りたい」と述べ、岩渕議員は「想定を超えた被害に手厚い支援ができるようにしたい」と語りました。

 佐藤村議は同日、髙山信男党支部長と連名で、加藤正美村長宛てに「今般の豪雨災害についての緊急申し入れ」を提出しました。(山形県・佐藤誠一)


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