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2020年7月30日(木)

検査数「159位」の衝撃

人口比 日本、アフリカ諸国より低く

 日本のPCR検査の人口比での実施数は「世界で159位」。日本共産党の志位委員長が28日、安倍首相あての「緊急申し入れ」で示した数字が衝撃を広げています。

 もとになった資料は、世界各国の統計資料を分析しているウェブサイト「ワールドメーター」。日々更新されており、29日現在の最新データでは、人口100万人あたりのPCR検査実施数で日本は215の国・地域中で158位となっています。

 日本の検査総数は75万人近くに達していますが、100万人あたりでは5902人。主要7カ国(G7)のなかでは最低です。英国(14位)、米国(21位)、ドイツ(45位)などと比べ突出して低くなっています。

 158位と前日より順位を一つ上げましたが、セネガル(155位)、ナミビア(143位)などのアフリカ諸国よりも低いレベルであることに変わりはありません。

 「ワールドメーター」は米国に拠点を置き、世界の研究者やボランティアのチームが運営しています。ウェブサイトによると、英国、タイ、スリランカなどの政府のほか、米紙ニューヨーク・タイムズや英紙フィナンシャル・タイムズなどのメディアでも活用されています。


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