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2020年7月23日(木)

「鉄道は地域の財産」

熊本 田村・まじま氏 被災地調査

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(写真)土砂崩れにより不通となった、おれんじ鉄道を調査する(左から)田村、まじま、山本、橋本、坂本、平岡の各氏=22日、熊本県芦北町

 一連の豪雨で甚大な被害が発生し、不通が続く熊本県の「肥薩おれんじ鉄道」と、「くま川鉄道」の現状を調査しようと22日、日本共産党の田村貴昭衆院議員、まじま省三前衆院議員が同県芦北町と同人吉市の被災現場を調査し、鉄道側から要望を聞きました。

 おれんじ鉄道は、大規模土砂崩れなど45カ所以上で被災し約400人の高校生らに影響。くま川鉄道では、球磨川の氾濫による橋梁(きょうりょう)の陥落や線路の土が流れ出る状態などの被害が発生しました。利用者の約8割の高校生約850人にバス振替輸送などの影響が出ています。

 くまがわ鉄道の永江友二社長は、高校生の影響を最小限にと高校側と連絡を取り合い柔軟に対応していると紹介。「路線の再開は、鉄道会社のためだけではなく地域のためでもあります」と話しました。おれんじ鉄道では、出田貴康社長らと懇談しました。

 田村氏は「鉄道は地域の財産。復旧には国の果たす役割が重要です。国土交通省に現状を伝え、一日も早い復旧に党派を超えて全力を尽くします」と答えました。

 調査には、松岡勝党熊本県委員長、山本伸裕熊本県議、橋本徳一郎・八代市議、本村令斗・人吉市議、平岡朱・水俣市議、坂本登・芦北町議らが同行しました。


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