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2020年7月19日(日)

「横浜にカジノいらぬ」

連絡会が学習決起集会 署名9月開始へ

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(写真)「カジノはいらない」とプラカードを掲げる参加者ら=17日、横浜市西区

 横浜市西区の横浜市従会館で17日、「カジノ誘致反対横浜連絡会」主催で「横浜にカジノはいらない!学習決起集会」が行われました。参加した170人が「ヨコハマにカジノはいらない」のプラカードを掲げると、会場は熱気に満ちました。

 静岡大学の鳥畑与一教授(国際金融論)が講演。新型コロナウイルスの影響で世界中のカジノの収益が激減しており「外国観光客をカジノに呼び込み収益を上げるという見込みが前提から崩れ去ったにも関わらず、林文子横浜市長は説明会などで幻想をばらまき続けている」と批判しました。

 同会の菅野隆雄事務局長は、横浜市民の66%がIR反対、林市長を支持している市民は27%のみという神奈川新聞社の調査を示し、「市民側が押していると言って間違いない」と強調。カジノの是非を問う住民投票条例制定を求める署名は9月初旬にスタートを目指し、署名を集める受任者の募集は目標の5万人まで引き続き強めていくことを呼びかけました。

 日本共産党の古谷靖彦市議は「林市長は市民に是非を問うことなくカジノ誘致にかじを切った。住民投票条例制定の求めには大義がある」と強調し、「50万の署名を集め、市長に市民の意見を突き付ける」と決意を語りました。

 共産党のはたの君枝衆院議員が駆け付け、当日閣議決定された骨太の方針にカジノの記述は書き込まれなかったと報告。大きな拍手に包まれました。


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